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Vol.2 コンテンツを考えよう

これまで、いわゆるマーケティング・マネージャーに期待されることとは、中長期的なマーケティング戦略・戦術を描き、1〜3年後に、新たな市場を開拓したり、同じ市場であっても新たなビジネスモデルや利益モデルを構築したりすることだった。
企業によっては、プロモーション戦略に偏ったり、プロダクト・マネジメント的な要素が強くなったりするかもしれないが、おおきな括りとしては、上記のようなことになるだろう。

しかしながら、他業界からの華麗なる転身で、1〜3年後にうなるような成果を上げることは、本当に難しい。
「昨日成功した方法が明日も成功するとは限らない」と言われるように、「ある業界で成功した方法が隣の業界で成功する」ことは少ないからだ。
自らのフレームを押し通すほどに、営業や生産現場から次第に相手にされなくなってくる。最初は両手をあげて歓迎されるのだが(新しいアプローチの方法やユニークな切り口を持っているので、期待感をもたれる)、次第に、自分たち営業現場、生産現場との、あまりにも大きな意識ギャップに気づき、あげくには、営業手法の指導、あるいはサプライチェーン上の指摘をされるばかりとなり、成果がほとんどでなくなる。
要するに、自社バリューをコンテンツとして語ることができないまま、手法に走ってしまうので、結果的に何一つ顧客にバリューが伝わらないのだ。

この結果は致し方のないことでもある。期待されるマーケティング・マネージャーには、手法や机上の戦略論をまず求められるからだ。
必然的に、マーケティング担当者は、手段を考えるに忙しく、バリューをしっかりと固める時間がなくなる。
(特に最初は現場に対する遠慮と、自分のセールスポイントを出したいがあまり、コンテンツに関して深く考えないことが多い)

(私の知る限りにおいてだが)稀に成功した人は、郷に入れば郷に従い、謙虚に学び続けてきた人たちだ。

あくまでプロモーションや売りのフレームは、コンテンツ(バリュー)とのバランスにあるのだが、多くのマーケティング部門にあるのは、「フレーム」のやりすぎ、コンテンツのなさすぎだ。


あなたの会社、商品の魅力はなんだろう。
あなたは、自社商品の内容を2時間語れるだろうか。
自社商品が与えるバリュー、効果、役割を原稿用に100枚書けるだろうか。

もしあなたが、マーケティングに関する仕事(あるいは営業でも)をしているならば、このチャレンジをぜひしてほしい。そこでコンテンツを語ることができないならば、考え、ヒアリングし、あなたなりの考えをまとめれば良い。
どうやって集めるか? いくつか参考にしてほしい。

・ユーザーに聞く
実は、商品の良さを一番分かっているのはユーザーだ(すでにご存知のように)。良い点も悪い点も喜んで話してくれる。

・ファウンダー(社長)に聞く
なんといっても商品に思い入れを持っているのは社長だ。話は長くなるかもしれないが、きちんと聞こう。

・商品開発のトップに聞く
あなたの知らない、商品開発上の秘話があるはずだ。見逃すな。

・トップセールスに聞く
営業に聞かずして誰に聞くか

・自分で使う(自分が顧客として買いにいき、ユーザー登録する)
自分で使ってみる、買ってみる、ユーザーになることで実にいろんなことが見えてくる

どうだろう? もうお気づきだと思うが、マーケティングのアプローチと何ら変わることはない。

マーケティングはコンテンツである。マーケティングの原点に帰ろう。

Profile

猪口 真 株式会社トランス・メディア
代表取締役 猪口 真

「マーケティングは楽しい!」と思っていただけるような仕事をしたいと日々思っています。 今の時代、企業経営に関る方々は本当に頭の下がる努力をされています。その努力の大きさには関係なく、結果を出されているところと残念な結果に陥ってしまっている企業があります。

顧客の共感を得ることは、生半可なことではありませんし、すぐに答えが見つかるものでもありません。

しかしながら、自分がやる仕事であれば少なくとも自分が心底面白いと思える仕事をしたいものです。
知的好奇心と情熱を持って取り組めば、成功の確率はぐっと高まることを信じています。

これからも、マーケティング・コンサルタントとして、「何かおもしろい仕事!」を日夜探しながら業務に励んでいきたいと思います。

「存続のために企業ができる唯一の方法は、顧客に貢献すること」を肝に、企業が持つ有形無形のバリューをいかに顧客に共感していただけるか、をお客様といっしょに考えていきます。